新刊情報
憲法24条を活かす会・編『個人・家族が国家にねらわれるとき』
(岩波ブックレット isbn:4000093533)
<目次>
【はじめに】 男女平等や個人の尊厳を否定する家族でしあわせ?
【Q&A】
- 高齢者の介護は家族だけが担わなければならないのですか?
- 結婚したら子どもを産むのは当たり前のようにいわれますが…….
- 子育ては母親だけの責任といわれがちですが,父親も母親と同じように育児にかかわれるようにするには,どうしたらいいのでしょうか?
- 障害のある人の自立は家族頼みでできますか?
- 家族のなかで子どもの人権は大切にされているでしょうか?
- 男性だけが働く家庭を前提にした税や年金の制度は,今の時代に合わなくなっていませんか?
- 男も女も家族的責任を果たしながら働くしくみが欲しいのですが…….
【コラム1】明治民法下での女性の地位
- 夫婦別姓を選択することができる制度は,なぜまだ実現しないのですか?
- 諸外国と日本とでは,なぜ婚外子の出生率がこんなに違うのですか?
- シングルマザーが増えているのに,その生活はまだまだ大変だと聞きます.どうしてですか?
【コラム2】日本国憲法の制定と24条
- 性に関する権利とはどのようなものですか? また,それは日本ではどうなっていますか?
- DVをなくすために,どのような努力がなされていますか?
- 性的少数者の人権はどうなっていますか?
- 男性優先の社会を男女平等な社会に変えてゆくために,男性は何をすればいいのですか?
- ジェンダーフリーや性教育が批判されているのはなぜですか?
- 男女共同参画社会の実現は国の最重要課題とされていますが,なぜ反対する人がいるのですか?
【コラム3】家族制度復活を阻止した女性たち
【解説】 なぜ「家族の重視」なのか
【資料】