滋賀県知事選

全く注意を払っていなかったので驚いた。滋賀県でいったい何が起こったのだろうか。自民・民主・公明の推薦を得た現職候補を破って,社民党が支持する新人候補・嘉田由紀子氏が当選を果たした。
嘉田由紀子氏は京都精華大学環境社会学科の教授で,琵琶湖研究の専門家。「もったいないを活かす滋賀県政」を掲げ,新幹線の新駅建設に反対することを鮮明にしていた。
また,教育行政について,「教育基本法愛国心の強調を盛り込むことは、行政と住民が協働して、子どもたちが遊び学ぶ条件を構築する地方自治の現場に踏み絵をさせることになり、協働を阻害する。地方自治に政治が介入することは避けなければならない」と主張している。
滋賀県の今後の動向に注目したい。